Haporikiの指導者は『子ども指導エキスパート』の資格を有しています。
では、『子ども指導エキスパート』とは一体どんな資格なのでしょうか?
どんなことができる指導者のことを言うのでしょうか?
そんな『子ども指導エキスパート』の秘密に迫っていきたいと思います!
子ども指導エキスパートとは?
子ども指導エキスパートは、読んで字のごとく、『子どもの指導』をする専門家のことです。
運動指導に限った指導ではありません。
子ども指導エキスパートは、集団指導を使って子どもの発達を促して、子どもの“困った”を減らす指導です。
子どものより良い発達を促し、集団のルールに合わせられるように指導していきます。
それができる秘訣は、子どもの内発的な動機付けを刺激するからです。
(※内発的動機付けとは、ご褒美をもらえるといった外発的なモチベーションではなく、自分の内にある“やりたい!”というモチベーションのことです。)
ではここからは、
- 子どもの困った行動について
- 集団指導について
- より良い発達を促すとは?
この3つについてお伝えしていきます。
子どもの“困った”行動とは?
例えば、保育園や幼稚園で起こりがちな子どもの困った行動をいくつか挙げてみます。
- 話を聞く時間にジッと座っていられない
- 思うようにならないことがあると泣いて暴れる
- 他の子に手をあげてしまう、噛みついてしまう
- 突然大声を出してしまう
こういった困った行動が見られることが多いかと思います。
これらの行動に、何故困るのか?
それは、保育園や幼稚園という集団生活から逸脱した行動だからです。
つまり、社会性や協調性が欠如した行動ということです。
子ども指導エキスパートは、これらの行動を減らし、社会性を身に着けさせることができます。
また、こういった子どもの行動の問題の多くは、周囲の大人の対応によって引き起こされていることが多いです。
子どもたちは、過去に
- 座っておらず走り回っていても、その行動を大人に止められなかった
- 泣いて暴れたら自分の要求が通った
などの経験をしていると、『座っていなくてもいい』『泣いて暴れたら思い通りになる』ということを学習してしまいます。
こうして子どもの困った行動が助長されてしまうのです。
もちろん、子どもの困った行動の原因が他にあることもあるとは思います。
でも少なくとも、大人の対応によって子どもの困った行動を助長させないようにするためにはどうすればよいのか?
その答えを子ども指導エキスパートは持っているのです。
集団指導であることの重要性
子ども指導エキスパートは、集団での指導方法です。
なぜ集団指導が大切なのか?
それは、子ども同士の関わりが社会性の発達には不可欠だからです。
社会性が必要になるのは、集団生活の場ですよね。
例えば、机に向かって社会性について学ぶワークに取り組んだとします。
もちろんそれは知識として頭には入るかもしれません。
でも、実際に集団生活の中でその知識を活かして行動できるかと言われると、難しいです。
特に幼いお子さんであればあるほどそれはより難しいことです。
だから、実際に子ども同士の集団の中で活動することが必要で、そうすることで社会性を身に着け、困った行動を減らすことができるのです。
発達を促すとは?
『子ども指導エキスパートは、集団指導を使って子どもの発達を促して、子どもの“困った”を減らす指導』だとお伝えしました。
では、『子どもの発達を促す』とはどういうことでしょうか?
ここからはそのことについてお伝えしていきます。
子ども指導エキスパートは、運動遊びを中心に集団で活動をすることが多いです。
この運動遊びに発達を促す秘訣があります。
運動遊びと言っても、野球やドッジボールなどのスポーツに取り組むわけではありません。
子どもの運動の土台、身体の土台作りをする運動を行うのです。
そして、子ども指導エキスパートが指導する運動遊びには、子どもの内発的な動機を刺激する秘訣があるのです。
だから、子どもたちは自ら『やりたい!』と感じ、能動的に運動遊びに取り組み、運動発達が促進されていきます。
また、この『やりたい!』気持ちがあるからこそ、前述の子どもの困った行動を減らすことができるのです。
具体的にどのような運動遊びをするのか?どのような対応をするのか?どのような指導をするのか?
気になる方は、一度子ども指導エキスパートの指導する教室を見に来てみてください。
Haporikiの各クラスの詳細はこちらからご覧ください。
どんな子どもにも効果がある
ここまでお伝えしてきた子ども指導エキスパートの指導方法は、どんな子どもにも効果を発揮することができます。
先天的な障害を持つ子どもにも、
発達障害と言われる子どもにも、
グレーゾーンと言われる子どもにも、
障害はないけど困った行動が多い子どもにも。
また年齢も問わず効果を発揮します。
子どもの年齢によって対応の仕方は多少変化はしてきますが、指導方法の原理原則は一貫しています。
どんな子どもにも効果を発揮できるのが、子ども指導エキスパートの強みの1つです。
子ども指導エキスパートが目指す療育
子ども指導エキスパートの指導方法は、療育指導に最適です。
そこで、子ども指導エキスパートが行う療育はどんなものになるのかについてお伝えしたいと思います。
一般的に多く見られる療育は、
- 子どもの特性に合わせる
- 子どもが楽しいこと、気分が上がることに取り組む
- 子ども対大人のやりとりが多い
- 過剰にハイテンションになることもある
などの姿が見られることが多いです。
しかし、子ども指導エキスパートによる療育指導は真逆のものになります。
- 子どもが大人や周りの環境に合わせる
- 落ち着いて、集中する
- 子どものやる気が引き出される
- 子ども対子どものやりとりの中で活動する
といった姿を目指していきます。
こういった姿を目指すことで、療育を受ける子どもたちが、園や学校の集団の中で逸脱することなく活動できるようになるのです。
まとめ
ここまで子ども指導エキスパートについてお伝えしてきました。
子ども指導エキスパートがどんな資格なのか?どんなことができる指導者なのか?についてご理解いただけましたでしょうか?
子ども指導エキスパートは、子どもの行動変容を起こす指導を積極的にできる専門技術です。
そしてこの資格は、株式会社THEMの健康増進部による認定資格です。
子ども指導に携わる方必見です。
今までの子ども指導の概念が覆る3日間の研修を受けることで認定資格を取得できます。
気になる方は、健康増進部のHPに掲載の子ども指導エキスパートのページもご覧ください。